痛みの原因について
首の痛みの原因としては、肩甲骨周辺の筋肉の硬さとなっていることが多くあります。
現代人の生活様式においては、デスクワークなど体を固定していることが多いものです。その際、首の後ろから背中の筋肉を使って首の位置を固定します。いわば首を背中の筋肉でひっぱり続けていることになります。
その時間が長ければ長いほど、筋肉への血液の循環が悪くなり首から背中の筋肉は硬くなっていきます。
自分でできる対策
対策としてまず必要なのは「首の保温」です。
就寝時、首が露出しない程度にネックウォーマーやタオルなどを巻くとよいでしょう。朝方最も体温が下がりますのでゆっくり首を動かしながら起きるとよいです。
あとは肩甲骨回りですが、長時間のデスクワーク中は時々お手洗いなどで席を立った際、「壁立て伏せ(腕立て伏せを壁でおこなう)」がオススメです。
手軽で、壁さえあればどこでもできます。長時間の車の運転時も有効です。壁立て伏せをおこなうことで、硬くなった首周辺の筋肉をすべて動かすことができます。
ぜひおこなってみてください。
注意点として
ひとつ注意点は、首を回すこと。
首の関節自体が回すようにできていませんので、逆に首を痛める原因にもなります。一方向ずつのストレッチが望ましいです。